涸れた海をその手で泳ぐ

暗闇に波の音をたずさえて

地上の天国を目指しながら

日が昇る頃にはきっと青い海にはいない

いつか思い出していて

遠く干上がった海の記憶と

嘆きながら君のもとへと帰ってゆく白い羽根を見つめながら

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