忘らるる都

2002年6月29日
夢みることなく朝が来る

微かに揺れる 光をみて

まだ誰もいない街を走る

久しぶりに聴いた ハトの声

やすらげる


遠く愛した 小さな街で

幼さの記憶だけが 狭い路地を自由に走る

また今日も 生きるように

街は廻る

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